山と川と海と人の和

初めて日本を訪れたイギリスのC.W・ニコル氏は日本の山(自然)の美しさに魅了された。
数年後再び日本を訪れたニコル氏は自分の目を疑った。あの美しかった山々が荒土と化していたのだ。ニコル氏は決意した。それが長野県黒姫山の『アファンの森』だ。森に入ると小川が縦横に流れ、小鳥のさえずりが聞こえ、初夏にはホタルが幻想の世界を演出する。

外国人が日本の自然の美しさに感動し、『袖ふれあうも多少の縁』に培われた日本の“和”の文化を学ぼうとしているのに、政治屋を初めとした多くの日本人が“経済発展”の裏に潜む“自然破壊”に気付かないでいる。
40年ほど前になろうか「日本人とユダヤ人」という本に「日本は水と自由がただで手に入る」と書かれていた。

このまま経済発展の裏に隠された自然破壊を行えば美しい“水”は無くなり、アメリカの要請により自衛隊が軍隊に化した時“自由”も無くなるであろう。

東日本大震災の直後、当時の石原都知事は“天罰”と言って批判を浴びた。そして今、これでもかと繰り返す熊本地震。神が愚かな人類に“気付き”を与えるために天罰を下しているのだ。
誤解しては困る。被災者にではない。国の政治を司る政治家にだ!
三本の矢の一つが東日本に、そして二つ目が西日本に天誅を下した。残された最後の太い矢が日本のど真ん中に楔を打ち込み“日本沈没”と成る前に天の声、地の叫びに気付け!

大量の消費を生み出す経済発展という隠れ蓑をかぶった破壊から日本文化を守る為に、独裁者安倍による平成の維新に鉄槌を下す。


  天の邪鬼 鉄槌